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父の遺言通り花がたくさんある葬儀でとても良かったです
2023/10/11




お父様をがんで亡くされた高橋様。葬儀を「単なる儀式にしたくない」ということで、お父様が最後まで生活をされていた自宅で、近親者のみの葬儀を執り行いました。弊社は、高橋様が希望されていた葬儀をサポートすることができたのでしょうか?今回は高橋様にお話を伺ってまいりました。

お名前:高橋様
ご利用プラン:ご自宅でのご葬儀(オリジナルプラン)



がんの進行が思いのほか早く、入院して20日で亡くなりました。

お父様がお亡くなりになった経緯について教えていただけますか。

年齢も年齢でしたので、これまでもいくつか体調不良はありました。しかし、今回は少し違っていて、3カ月ほど調子が悪い状態が続き、そのうちに自分で体が動かせなくなってしまったのです。かかりつけの病院から、「大きい病院に行った方が良い」ということを言われ早速受診することにいたしました。病院で緊急に検査をしていただいたところ、肺がんがかなり大きくなっていて、さらに肺腺腫も併発していました。思いのほかがんの進行が早く入院して20日ほどで亡くなりました。

お父様の最期には立ち会えたのでしょうか。

状況があまり良くないことは分かっていましたので、私も病院に泊まり込んでいました。
いよいよ危ないという時、確か夜中の12時過ぎだと思いましたが妹と叔母に電話をして病院に来てもらい、私とともに父の最期には立ち会うことができました。

何も準備をしないままに、病院から紹介される葬儀社を使うのは嫌でした。

お父様ご愁傷様でございました。葬儀はどのようにしようとお考えでしたか?

父は高齢でしたので、「いつか亡くなる時が来る」という漠然とした思いはありました。病院に担ぎ込まれた時点で、先生からは「長くない」とも言われていましたので。何も準備をしないで亡くなると、病院から葬儀社を紹介されて、物事がバタバタになって結局後で後悔するというケースがあると聞いていましたので、それは嫌だと思いました。

葬儀社は具体的にどのようお探しになったのでしょうか。

父が亡くなる1か月ほど前に、やまなかの松原さん(社員の方)とたまたま異業種交流会でお知り合いになっていまして。何かの縁だったのかもしれません。早速、松原さん(社員の方)に相談をさせていただきました。

親身に相談に乗っていただき、お任せできると判断。全面的にお願いしました。

弊社松原(社員)が相談をお伺いした際の対応はいかがでしたでしょうか。

松原さんには、父の葬儀は「大げさではなく」、「身内だけで」、「できれば自宅でやりたい」ということを相談させていただきました。松原さんからは「こういう方法で、こういうやり方でいかがですか?」ととても親切にアドバイスをいただき、「これならお任せできる」と全面的にお願いすることにしたのです。

今の時代、ネットでも葬儀社が探すことができると思いますが、利用されたのでしょうか。

私も会社を経営していますので、「もしも自分が亡くなったら」ということを常に考えています。残された家族のためにも「葬儀費用はどのぐらいかかるのか?」ということを知る意味で以前から費用などについてネットで調べていました。 今回、やまなかさんの見積もりを見た時、自宅で執り行うということもありますが、ネットで調べていた費用に比べてかなり割安でした。

自宅で、親しい者だけで父を送ることができ何1つ悔いはありません。

実際の葬儀はいかがでしたか。

先ほどもお話ししましたように自宅で執り行いました。 なぜ自宅かと言うと、一番の理由は、父の葬儀が儀式になってしまうのがとても嫌だったからです。送っていただく気持ちのない方に義理で来ていただいて、お焼香をしていただくのも望んでおりませんでした。父が最後まで生活していた場所で、本当に親しいものだけで見送るのが一番だと考えたからです。

実際の葬儀と、お考えになっていた葬儀にギャップはありませんでしたか。

ギャップはありましたが、それは良い方のギャップでした。やまなかさんの松原さん(社員さん)を持ち上げるわけではありませんが、とても良くやっていただきました。 葬儀は父の棺があるだけで、お坊さんも呼びませんでした。最期の喪主の挨拶も、ひな形の文面があってそれを読むということではなく、私の思いを伝えることができる雰囲気がありました。今回の葬儀に関して何1つ悔いはありません。本当に良くやっていただいたと思っています。

いろいろな所で目配り、気配りをしていただき本当に良くやっていただきました。

葬儀全般を通して弊社の対応はいかがだったでしょうか。

やまなかさんと言うより、本当に松原さん(社員の方)が良くやってくれました。例えば式では花で祭壇を作っていただいたのですが、その作り方についても私の希望をしっかりお花屋さんに伝えていただいていて、とても素晴らしい祭壇を作っていただきました。いろいろなところに目配りや気配りをしていただいて、とても有り難かったです。課題や不快な点をお尋ねいただくのですが、本当にないのです。最終的にご請求いただいた費用についても、非常にリーズナブルでした。

葬儀を終えてみて今の心境をお聞かせいただけますか。

父の葬儀を通じて、自分が死んだ場合にこうして欲しいということが明確になった気がします。今回の父と同じように送って欲しいと。 父との間にはいろいろ確執があって、私も正月とお盆ぐらいにしか父とは会うことがありませんでした。私が若いころから垣根を作っていたせいか分かりませんが…。亡くなる数年前に、父にそのことを話したことがありました。その時は反応を聞けなかったのですが、今となっては、その時に父に自分の気持ちを伝えておいてよかったなと思っています。

送る側送られる側が「どのような葬儀にしたいか」を予め考えておく必要があります。

実際に亡くなってからいろいろな事を決めるのはとても大変なことです。もし、バタバタしている時にいろいろな事を決めていくということになると、思い通りに送れないということにもなりかねません。人間は必ず死にます。送る側、送られ側双方が予め「どのような葬儀にするか」ということを考えておくことが必要ではないでしょうか。出来れば、自分が行いたい葬儀などについて相談ができるような葬儀社などを探しておくことも重要かと思います。

高橋様、本日はどうもありがとうございました。

 

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